トラ90000のおへや |
フランス製のリフトに載せられて 1997.11.2 鷲別機関区
DD51形ディーゼル機関車は、未電化の地方幹線において無煙化をすすめるため四国を除く全国の国鉄線上に投入された本線用液体式ディーゼル機関車です。
蒸気機関車を淘汰した張本人として、鉄道ファンからはあまり好かれていなかったオレンジ色のこの機関車も、最近では趣味対象として人気を得ています。私は蒸気機関車をよくみていなかったので、かえってこの機関車のほうに親しみを感じています。北海道ではローカル線を除いてどこででも見られるため、ファン以外の人にとっては何がいいの、と感じられるようで、写真を見せると「ああ、これ?」と言われてしまいます。
この沿線でみられるのは1000番台ですが、1両だけ(781号機)が3けたナンバーが頑張っていましたが既に廃車になっています。JR 化後しばらくの間、北海道における機関車の配置は鷲別機関区(登別市)と五稜郭機関区(函館市)の2か所でしたが、1999年4月、全機が鷲別機関区にの所属になりました。その他、JR北海道・函館運転所(函館市)に配置されている通称「青ガマ」 (青い塗装、鉄道ファンは機関車のことをカマと呼びます。由来は蒸気機関車の釜)が「北斗星」、「トワイライトエクスプレス」、「はまなす」といった客車列車を牽引して沿線を行き交います。 1. 1159号機 全検直後 1998.8.7 東室蘭 2. 1099号機 屋根にオレンジが廻っているのが御愛嬌 3. 1052号機 DF200形と同様の色使いの機関更新機(コマツ製)、1999年4月以降、トラを牽く運用にも入っています。 4. 運転台からみた風景 1016号機の体験同乗時に撮った鷲別機関区構内の絵です。思った以上に視界は良好です。乗用車の感覚でいうとロングノーズなので、安心感があります。 動力台車 1997.11.2 鷲別機関区 そんなDD51形も経年が著しく、暫時その数を減らしています。新鋭DF200形が北海道地区に投入され、従来DD51形が重連で引っ張っていた高速貨物列車を1両で牽引することにより、DF200形が1両増えるたびにDD51形が2両づつ廃車になっていくことになります。1998年も3両のDF200形(10、11、12号機)が新製配置され、相応の数の廃車がでました。鷲別や五稜郭の機関区の片隅には数両のDD51形が部品取り(?)用に置かれています。 2003年4月現在で、鷲別機関区配置のDD51形は原色のオレンジが22両、機関更新車の朱色のが22両、機関更新していない青色のが1両の配置です。 (出典:J Train Vol.10号) すべてのDD51形がなくなるのはもう少し先のことですが、北海道の動脈における現役の彼等の一時代を見守りたいと思います。 |