ディーゼルカーの思い出
2.キハ23形
ここ陸羽東線は単線で、かつ、線路と道路が近く、風景もこじんまりとしていて模型のレイアウトのような趣があります。まず、樹木が北海道と違います。気になる車両は東北地域本社色のキハ40、48形。 JRタイプの気動車がはびこっているだろうという予想はいいほうに外れ、一気に愛着が沸きました。緑のカラーリングも国鉄のオレンジ一色より似合っています。編成は4両から2両の間でした。そのなかに車体が細く、出入口が中央寄りにある車両が混じっているのに気が付きました。キハ23形です。北海道にいた亜種(キハ24)は淘汰されていたので現役で走っているのを見て嬉しくなりました。写真を撮ると逆光の位置に連結されていて正面の写真は撮れませんでした。 研修の終わりが近づき、ふた駅先の鳴子温泉に行ってみるチャンスを得ました。ただの山の中だと思っていたのに結構な温泉街が出現し驚きました。地元の方のお薦めの公衆浴場がありそこで入浴。往路はクルマで送ってもらったのですが、帰りは列車に乗るという計画を実行に移しました。2人を巻き添えにして・・・。駅は間隔の狭い留置線に車両が留置してあるのがいいです。列車は3両編成の小牛田行きで、キハ23が付いていました。迷わずそれに乗り込みます。車内の銘板によると30年ほどの車齢で初めて乗るのに懐かしさを感じます。時間も遅かったのでお客は殆どいません。走り出しはゆっくりですが下り坂に入り結構なペースで飛ばします。闇の中、窓を開けたくさんの風を受けて風呂あがりの身体も涼みました。
最近の鉄道雑誌で、これらのキハ23形が廃車前提の休車になっているという記事がありました。もう乗るチャンスもないのかも('99.1.24)
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